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否定すること。
あなたは他人を否定しますか? 彼は偉そうにしているけど、実力はない。 あの人のやることは邪道だ。 かわいこぶってて中身がないよね。 … さて、否定することにどんな意味があるのでしょうか。 本人にそれを気づかせ、改善されるように助けるのでしょうか。 いいえ。大抵、誰かを否定する場合、 否定される本人の前では言わないでしょう。 では、どこに意味があるのか。 おそらく自分自身にあるのでしょう。 他を否定することによって、 自尊心を強めること、 さらに自己存在(or存在意義)の肯定をする。 そんな理由ではないでしょうか。 他人を否定する場合、当然自分自身は 否定される側とは違い、正しいと考えなければなりません。 よって「否定する」という行動の過程の中に 「自分を肯定する」というものが含まれることになります。 また、例えば友人などとの会話の中で他人を否定するとき、 友人に「否定」を「肯定」してもらうことで、 「自分が否定した人」よりも「自身」が社会的に認められ、 存在意義があると(多少なり)思うのではないでしょうか。 他人を否定したときにむなしさを感じたことはありませんか? なぜか。 それは 自分が他人を否定して良いほどの人間でないこと。 または、否定することで自尊心を保っていること、もしくは 自己存在を肯定しているという仕掛けに、気づきつつあるのではないでしょうか。 たまに周りを否定してばかりいる人を見ます。 それはおそらく自尊心や存在意義の感覚が薄く、脆い人のような気がします。 否定してはいけないと言っているワケではありません。 何かを否定することはかなり重要です。 否定できることは良いことです。 しかし、その空虚さに気づいたならば、自制の必要があります。 いつまでも、その空虚さに気づかずにいたり、それを無視しつづければ、 あまり良いことにならないことは、容易に想像できるでしょう。 ---------------------------------------------------- 以上。同じくまったくの私見でございました。 稚拙な文章が二つも続き、失礼しました。 周知のこととは思いましたが、 どうしても文章にしたかったもので。
by ll-ke-ll
| 2005-05-20 23:15
| 雑記
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