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遅めに家に着いて、ご飯を食べる。
その後、寝不足と疲れからか酷く陰鬱な気分に侵される。 めんどくさいから寝ようと思って布団に入ったものの やはり9時過ぎでは寝れず。 仕方が無いので起きて、何をしようか思索したのち、 ずっと読もうと思っていた本を手に取ってみた。 孤独について 生きるのが困難な人々へ 著:中島義道 発行:文芸春秋 まー、恥ずかしいこと(?)に今年の後半期において 僕の中には「孤独」というキーワードは付いて離れず、少々滅入っていたわけです。 そこでこの本を読むことにしたのです。 序章と最終章に関しては得られるものがあったと思います。 序章については厳密に言葉を用い、説得力もありました。 最終章からは、直接的に何かを得たわけではありませんが、 その文章から「自分ならこうだ!」と新たな確信のようなものを見つけることが出来ました。 しかし、他の部分はそのほとんどが自伝で構成されており その内容から、著者の性格の捻くれ方が見える。 悪く言えば著者が少々変人であるような認識に至りました。 一度著者のことを変人と考えてしまうと、以後の文章を 「この人は変人だから普通の思考ではないんだ」と疑ってしまいます。 だから読んだ量に対して得られたものは僅かでした。 しかし、僕にとってのこの本の評価は低いわけではなく、 「孤独」について考える人とって、意味のあるものだと思います。 余談。 実は、何か文章を読んだ時に批判的な考えが 浮かんだのは、この本が初めてです。 その原因は二つあると考えます。 一つは、僕自身が自分なりの考えを持ちつつあること。 もう一つは、本文から強く「批判されてもいい」という作者の想いが伝わったこと。
by ll-ke-ll
| 2004-12-08 01:03
| 日記
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